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イタリアの携帯電話会社

イタリアの携帯電話会社

イタリアではおもに下記の3社の携帯電話会社があります。
会社の規模や普及率を考えるとボーダフォンもしくはTIM(ティム)がいいと思います。

通信会社 URL 特徴
Vodafone ボーダフォン www.vodafone.it 世界でもっとも有名な携帯電話通信会社。電波状況と音質は安定していると聞きます。
TIM ティム www.tim.it Telecom Italia (イタリアのNTT)が出資している携帯電話会社。利用者も多く料金も手頃です。
Wind ウィンド www.wind.it イタリアの携帯電話会社の3番手。イタリアではWindがドコモのi-modeと提携しています。

イタリアの携帯電話通信会社の料金比較

イタリア携帯電話はプリペイド方式で、通話料金はヨーロッパ内でも高めといわれますが、日本のような基本料金がないので日本人には便利に感じます。留学生などは通常月額15ユーロ〜30ユーロ程度でおさまります。

通信会社 料金の概要
ボーダフォン 通話1分 = 15セント(約22.5円)
SMS1通 = 15セント(約22.5円)
通話料をリチャージするごとに、5ユーロの手数料が必要。例えば45ユーロ分の通話料をリチャージするとき50ユーロの支払いとなります。
TIM 通話1分 = 19セント(約28.5円)・・・イタリア国内の固定電話および携帯電話にかけた場合
通話1分 = 9セント(約13.5円)・・・TIMの携帯電話にかけた場合
SMS1通 = 15セント(約22.5円)
通話料をリチャージするごとに、5ユーロの手数料が必要。例えば45ユーロ分の通話料をリチャージするとき50ユーロの支払いとなります。
Wind 通話1分 = 24.8セント(約37.2円)、3分後から12.4セント(約18.6円)・・・イタリア国内の固定電話および携帯電話にかけた場合
SMS1通 = 15セント(約22.5円)
(プラン:Wind 5)月額5ユーロでイタリア国内の固定電話、携帯電話への通話が1分5セント。
通話料チャージ:20ユーロ通話料をチャージする場合は手数料込みで25ユーロ、50ユーロの通話料チャージは手数料なし
※Windには料金プランが色々あり、上手に利用するともっとも通話料金が安くなると言われています。

※SMSとは携帯電話同士で送受信可能なメッセージです。日本のショートメッセージにあたります。
※携帯電話の通話料には様々な料金プランがあります。上記価格は参考程度にしてください。
(2006年10月)


イタリアの携帯電話について

イタリアの携帯電話はSIM方式
  • イタリアの携帯電話はSIM方式といって、携帯電話内のロムに電話番号が記録されていなく、通信会社(ボーダフォンやTIMなど)と契約するともらえるSIMカードという小さなチップに電話番号が登録されています。そのSIMカードを自分の携帯電話にセットして使います。
  • SIMカードの中には自分の電話番号の他に登録した電話番号メモリが記憶されているため、携帯電話を変更してもそのSIMカードを入れ替えると自分の番号の携帯電話として利用可能です。
  • 日本ではソフトバンク(旧ボーダフォン)の3GケータイがSIM方式ですが、日本の携帯電話は登録時のSIMしか使えないようにロックがかかっているため、SIMを入れ替えて利用することは(基本的に)不可能となっています。
SIM方式の利点
  • 携帯電話を買い替えても、SIMカード入れ替えるだけで、自分の番号がすぐ使え、登録してある電話帳メモリーもそのまま利用できる。
  • 人にもらった携帯電話を、SIMカードを購入するだけで(通常15ユーロ程度)、自分の携帯電話として利用が可能。
  • 携帯電話が通信会社に左右されないので、好きな携帯電話を購入でき、好きな携帯電話通信会社(ボーダフォンやTIMなど)のSIMを利用できる。
SIMカード
  • 左の写真はボーダフォンのSIMカード。
  • このSIMカードに自分の番号の他、登録した電話帳などが記憶されます。
  • このSIMカードを携帯電話の裏(通常バッテリーの内側)にセットすると、その携帯電話が自分の番号で利用可能となります。
イタリアの携帯電話の特徴
  • 通話料金は先払い式(プリペイド式。例えば45ユーロの通話料を自分のケータイ番号にチャージして、残金が少なくなるとまたリチャージできる)なので、電話を使いすぎて後で後悔することがない。
  • 通話料のチャージは携帯電話屋さんやタバコ屋さん(tabacchi)で簡単に可能。
  • 基本通話料がない。
携帯電話のリチャージ方法 携帯電話のリチャージカード
  • タバコ屋さん(tabacchi)に行って「Vorrei ricaricare.(ヴォッレイ リカリカーレ=再入金したいのですが)」と言いましょう。携帯通信会社も同時に言いましょう。
  • リチャージ方法には2種類あって、右のような料金分のカードを買う方法と、その場でケータイの電話番号を告げるとお店の人がリチャージしてくれる新しい方法。どちらの場合もいくら入金するか告げましょう。
  • 旧式のリチャージカード(右写真はボーダフォン)を購入した場合は、カードに書いてある無料電話番号にリチャージしたい携帯電話から電話して、カード裏のスクラッチ部分を削って出てくる暗証番号を入力します。入金が完了すると、その旨のSMS(ショートメッセージ)が届きます。
注意点
  • 通常6ヶ月間チャージをしないと、そのSIM(電話番号)が無効になる。無効になっても新たに新しい電話番号のSIMを購入(登録)して携帯電話にセットすれば、新しい番号で利用可能。
  • SIMカードは携帯電話ショップや電気店で購入します。携帯電話を購入するにはパスポートなどの身分証明書が必要となります。
  • SIMカードは通常20ユーロ(通信会社によって異なる場合あり)で、5ユーロ分の通話料がついてきます。購入後数時間で使用可能となります。
  • 通話料残金が少なくなるとSMSが届き、残金が少ない旨を伝えてきます。通話料の残金確認は各社無料ダイヤルにて電話することでわかります。(ボーダフォン:404、TIM:4916)

イタリアの携帯電話の価格

イタリアの携帯電話は基本料金がない分、日本と比べると割高です。それも機能、性能、新しさによって様々。カラーディスプレイやカメラ付き、E-Mail/インターネット機能付きは当然割高になります。

携帯電話の特徴 価格の目安
通話機能のみ/モノクロ画面/カメラなし 40〜60ユーロ(6,000〜9,000円)
GPRS(GSM)
パソコン接続可/カラー画面/インターネット可
70〜100ユーロ(10,500〜15,000円)
UMTS
パソコン接続可/カラー画面/インターネット可
200ユーロ前後(30,000円前後)

イタリアの携帯電話のメーカーについて

イタリアで普及率の高い、人気の機器メーカーです。
NOKIA携帯NOKIA ノキア
www.nokia.it
(Nokia 6220)
ソニーエリクソン携帯Sony Ericsson ソニー・エリクソン
www.sonyericsson.com
(K618)
シーメンス携帯Siemens シーメンス
www.siemens.com
CX70
サムスン携帯Samsung サムスン
www.samsung.com
SGH-X820
パナソニック携帯Panasonic パナソニック
www.panasonic.it
EB-VS3