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Ristorante Tridente (リストランテ・トリデンテ)

パドヴァのレストランTridente
店内の様子。床下の水槽が青くライトアップされています。オリエンタルな雰囲気も少々感じます。

パドヴァのレストランTridente
アンティパストのお勧め、”アンティパスト・トリデンテ”。魚介類の前菜の盛り合わせ。見た目にボリュームのある一皿。

パドヴァのレストランTridente
アンティパストの一皿。魚介(エビ、イカ、カニ肉)をズッキーニをベースにしたクリームでまとめ、ミルフィーユ仕立てにしたもの。

パドヴァのレストランTridente
ポルパ・ディ・グランキオ(カニ肉)のタリオリーニ。クリームに少々加えたトマトで仕上げたソースはほのかに感じるカレー粉の風味が味のポイント。まとまりのある一皿です。

パドヴァのレストランTridente
こちらもプリモ・ピアットの一皿。クレスペッレ(クレープ)にバカラ(乾燥干タラを戻して煮込んだもの)を中に挟んでクリームで仕上げたもの。バカラは戻すのに2〜3日かかる大変に手間のかかるものですが、ここヴェネトの特に冬の時期の定番食材。

パドヴァのレストランTridente
フレッシュトマトとオリーヴ、バジリコのタリオリーニ。シンプルな一皿。

パドヴァのレストランTridente
ヴェネツィアからここパドヴァ近辺での魚料理の定番中の定番。フリット・ミスト(魚介のミックスフライ)。ヤリイカ、エビ、カネステレッリ(小さな貝)など。小さなヒラメやスカンピも入ります。付け合せはポレンタ。

パドヴァのレストランTridente
もちろん肉料理も。牛肉のグリル、グリーンペッパーの効いたクリームソース。焼き加減も抜群です。

パドヴァのレストランTridente
店内入り口のバンコ(カウンター)。店は大通りに面しているので、外は多少騒々しいのですが、迎え入れてくれるこの素敵な空間のおかげで、一瞬のうちに外の喧騒を忘れてしまいます。

パドヴァのレストランTridente
この4名が店の全スタッフ。右から、ホールのアントニオ、クオーコのロベルト、ドメニコ、カメリエーレのティーナ。皆30代前半の若い有志であり、勇士たち。

5つ星 パドヴァの町の中心地(旧市街地)から少し離れた場所にあるのですが、わざわざ足を運んで行く価値のある店です。料理人2人とフロアを仕切るマネージャーの3人が2007年に立ち上げた、まだ若いレストランです。立地的にはそれほど優位性はないとは思われますが、開店以来着実に常連客を増やし続けています。ここでのお勧めは新鮮な魚介を使った料理の数々。彼ららしい軽やかなそれでいて基本的な料理を忠実に丁寧に料理している、真面目な姿勢が皿からも伺えるようです。店内の内装はカジュアル・エレガント。素敵な雰囲気のなかで、美味しいものを気取ることなく落ち着いて味わえる、質のよいレストランです。
雰囲気 5つ星
値段 4つ星
総合 5つ星

店名にこの店の姿勢が伺えます。

店名の『Tridenteトリデンテ』とは、ギリシャ神話の海神ポセイドンが使っていた三又の剣を意味しています。店のシンボルマークもこれが使われています。実はこの店のクオーキ(料理人)2名とサービスの男性との3人でこの店を立ち上げたという経緯から、この名がつけられました。3人とも、パドヴァ市内の別のレストランで長く共に働いてきた同僚同士。年齢も互いに近いこともあり、2007年にここにレストランを開きました。3人で互いの力を出し合って、、、との願いから満場一致で命名されたとか。3人の心意気が心地よく伝わってくるようでもあります。

ナンといっても新鮮な魚介料理がお勧め。

メニューの内容はもちろん、肉料理、魚料理ともバランスよく考えられた構成となっていますが、ここではやはり魚料理を選ぶことをおすすめします。ヴェネトの伝統的な料理をベースとしながら、軽やかで重さのない、彼ららしいオリジナリティ溢れた料理が提供されています。魚介はもちろんヴェネツィアの漁港、キオッジャから運ばれてくるもの。新鮮なものを手早く処理を施すことが魚料理に欠かせない基本ですが、これを忠実に守った仕事ぶりは清潔な店内、キッチンからも想像がつきます。魚のマリネ、グリル、フリッタ(フライ)、パスタに、、、アンティパストからセコンドまで、様々な料理にアレンジされています。が、そのアレンジも突飛なものではなく、極めて至ってシンプルな料理。イタリア料理の醍醐味といえる、素材の持ち味を尊重した旨い皿にありつけることと思います。

魚介のアンティパストの盛り合わせがお勧め!

アンティパストのメニュー、『アンティパスト・トリデンテ』はかなりお勧めの一皿です。その日に用意された魚介を使った前菜を少量ずつ盛り合わせてくれます。大きめの皿にたっぷりと盛られたそれらは、どれもこれも“普通に”美味しい。この日にいただいた内容は、ホタテのパン粉オーブン焼き、小ヤリイカのグリル、小イワシのマリネ、カジキマグロのマリネ、タコのボイルサラダ、エビのミルフィーユ風などなど。一人ではなく二人で一皿を分け合っていただいてもちょうどよいボリュームです。簡単にランチを食べにくる女性などは、この一皿だけを注文して帰る人もいるとか。大変良心的で美味しい一皿です。

パスタメニューのバリエーションも充実。

パスタはどれもはずれなく旨いです。アラビアータやカルボナーラなどの定番から、魚介類を使ったパスタがバリエーション豊富にそろっています。少々目新しさのあるものでは、クレスペッレ(クレープ)に煮込んだバカラをはさんでクリーム仕立てにした“バカラ(干しタラ)のクレープ仕立て”や、カレー風味を少々効かせた“ポルパ・ディ・グランキオ(カニ肉)のタリオリーニ(細めの平打ち麺)”など。シンプルにボンゴレ(アサリ)のパスタもよし、スカンピやアスティチェ(オマールエビ)などのパスタも。素材に合わせたソースがどれも相性よくうまく仕上がっている、という印象をうけます。大型のアスティチェを使ったパスタやリゾットなどの注文は2人前以上となっています。

エレガントな内装、しかし値段は良心的。

実はこのレストラン、中国料理店を改装したもの。床下には水槽があり、魚が泳いでいます。素敵にアレンジが施されており、店の内装のポイントにもなっています。ただし、これらの魚を使用した料理はありません。。。全体的にエレガントではありますが、カジュアルな雰囲気も持ち合わせているので、来店する客層も様々です。昼間は仕事仲間同士のランチ、というグループが比較的多め。質の良い客層です。旧市街地から離れているため、観光客はほとんどいないのも、かなり穴場的な存在ともいえます。料理の質と価格のバランスも非常によく、大変好感のもてる店だといえると思います。

【パドヴァ在住 白浜 亜紀】

パドヴァ担当 白浜亜紀
私が「リストランテ トリデンテ」をお勧めします!

大きな道路に面している店の立地、及び外観は特筆するものはないのですが、店内はそれを瞬間に忘れるほどの素敵な空間です。料理が重くないので、女性でも安心して料理を選べると思います。ワインも1/4リットルのハウスワインからあります。

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店名 Ristorante Tridente(リストランテ・トリデンテ)
住所 Via San Marco 186, Ponte di Brenta, Padova - ITALY
行き方 駅からバスを使う場合は、駅前バスターミナルより、18番のバス、Ponte di Brenta行きに乗り、約15分ほど。IKEAの脇をバスが通り、高速道路の下をくぐって交差点の先のバス亭Via San Marcoで下車、徒歩30秒。大きな交差店の角、向かい側の角はガソリンスタンドです。
電話番号 Tel & Fax: 049.8936744
定休日 水曜日
営業時間 12:00-14:30、19:30-24:00
予算 1人25ユーロくらい(飲み物別)
URL http://www.ristorantetridente.it/
メニュー

【サービス料】1.5ユーロ/1名

【アンティパスト】Seppioline gratinate(小イカのオーブン焼き)9ユーロ,Millefoglie con frutti di mare e Crema di Zucchine(海の幸とズッキーニのクリーム仕立てのミルフィーユ風)8.5ユーロ,Sout_ di cozze e vongole(ムール貝とアサリのさっと蒸し煮)7ユーロ,Capesante alla griglia o gratinate(ホタテのグリルまたはグラタン仕立て)3ユーロ/1個,Antipasti Tridente(前菜のトリデンテ風/魚介類の前菜盛り合わせ)15ユーロ 等

【プリモピアット】Linguine agli scampi(スカンピのリングイネ)12ユーロ,Scialatielli ai frutti di mare(海の幸のシャラティエッリ)12ユーロ,Spaghetti all'astice(オマールエビのスパゲティ)12ユーロ,Tagliolini alla polpa di granchio(カニ肉のタリオリーニ)8ユーロ,Risotto ai frutti di mare魚介のリゾット,Crespelle al baccal_ con salsa tartufata(バカラのクレープトリュフのソース)9ユーロ 等

【セコンドピアット】Olata/Branzino alla griglia(黒ダイまたはスズキのグリル12ユーロ,Pesce spada farcito alla partenopea(小エビ、小イカ、カニ肉をサンドしたカジキのフレッシュトマト煮)14ユーロ,Rombo al forno con patate,olive,pomodorini(ヒラメのオーブン焼きジャガイモ、オリーヴ、ミニトマト)15.5ユーロ,Scampi alla busara(スカンピのブサラ風)14ユーロ,Fritto misto di pesce(魚介のミックスフライ)9.5ユーロ,Orata o branzino al sale(黒ダイまたはスズキの塩釜焼き)13ユーロ, Astice alla catalana(オマールのカタラーナ風)4.5ユーロ/100gあたり 等

地図
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